【特別区経験者採用】オススメ予備校ベスト4!社会人ならではの予備校の選び方や注意点を教えます!

特別区経験者採用を受験するにあたり、これから予備校に通おうと考えている方は少なくないのではないでしょうか。
大卒程度枠向けの予備校は数多くありますが、社会人枠となると予備校選びに迷うことも多いことでしょう。

公務員試験予備校の受講料の相場は20~30万円前後となっています。
決して安くはないお金を払うのですから、慎重に選んでいきたいものです。

そこで今回は、特別区経験者採用におけるオススメの予備校や予備校選びの注意点について解説していきます。

この記事で分かること
  • 予備校に通う必要性
  • 予備校に通うメリット・デメリット
  • 予備校選びのポイント・注意点
  • オススメ予備校ベスト4

なお、本記事で紹介する予備校は予備校のホームページや各種媒体を調査して選定しましたが、注意点として、本記事に目を通しただけで即決することは避けてほしいと思います。

ぜひ自分の目でも予備校のホームページ等をチェックした上で、可能であれば実際にセミナーや説明会等にも参加し、納得できる予備校選びをしてくださいね。

目次

予備校に通う必要はあるか?

そもそも論として、特別区経験者採用を受験するにあたり「予備校に通う必要はあるのか?」について申し上げておきたいと思います。

この点について、予備校で講師をしている私自身は「絶対に通わなくてはならない」とまでは考えていません

当たり前ですが、予備校に通うにはお金がかかりますし、もともと論文試験や面接試験が得意な方にとっては予備校のカリキュラムが合わない可能性があります。

また、最終的に内定を勝ち取れるかどうかはあなた自身のやる気にも依存してくるため、「予備校に入りさえすれば、それだけでなんとかなる」と受け身で考えている方にはオススメできません。

しかし、予備校に通うメリットは決して小さくありません。

予備校には過去の受験生の情報が蓄積されているため、どのように論文力や面接力を伸ばすのか、何を重点的に取り組むべきなのかがはっきりしており、効率的に試験対策を進めることができます。

また、講師に質問や相談ができるため、働きながら受験するにあたって疑問や悩みがあればその都度解消することができるでしょう。

そして何より、近年の特別区経験者採用においては「希望区外からの提示」や「採用漏れ」が毎年のように発生していることから、可能な限り上位での合格を目指すことが重要になってきています。

上位合格を狙うには独学だけでは難しい側面もあるため、予備校でトレーニングを積むことが上位合格への近道となり得るということですね。

とはいえ、こうした一部のメリットやデメリットだけを見て判断するのはやや早計ですから、特別区経験者採用を受験予定の方が予備校に通うメリットとデメリットを下記の表にまとめてみました。

メリットデメリット
・講師や担任に質問・相談できる
・必要な教材がそろっており効率的に試験対策を進めることができる
・情報収集に時間を割かずに済む
・テストや模試を受けることができる
・他の受講生から刺激を受けモチベーションを維持できる
・お金がかかる
・論文と面接が得意な受験生にとっては不要な可能性がある
・講座を受講する時間が必要
・予備校に通うだけで安心してしまう
・自分に合わない予備校や悪質な予備校を選択するとかえって合格率が下がる

これらのメリットとデメリットを比較し、自分が考えるデメリットよりもメリットが上回ると判断できたのであれば、通う選択を取るのは大いにアリだと思います。

また、下記の項目に当てはまる方は予備校をぜひ検討することをオススメします。

予備校に通うことをオススメする人
  • 公務員試験の受験が初めてで不安がある
  • 特別区経験者採用の受験が初めてで不安がある
  • 一発で合格を決めたい
  • 論文対策に不安がある
  • 面接対策に不安がある
  • 職歴に不安がある
  • 不合格になった原因を解消したい
  • 私生活が多忙で対策に充てる時間が少ない

特に特別区経験者採用では論文試験や面接試験が重要とされており、これらの試験はいずれも客観的な評価が伴うものです。

自分一人での対策には限界がありますから、不安な方は予備校でプロの指導を仰ぐことをオススメします。

【予備校選びのポイント・注意点】特別区経験者採用での内定を目指すなら?

それでは、特別区経験者採用の予備校選びをする上で注目すべきポイントや注意点について解説していきます。

(1)社会人用のカリキュラムである

前提として、多くの公務員試験は「大卒程度」や「社会人採用枠」といった受験生の属性ごとに採用区分が分けられており、特別区も同様に「Ⅰ類採用(大卒程度)」や「経験者採用」に分けられています。

そして採用区分ごとに筆記試験の内容を比較すると、下記のようになっています。

特別区Ⅰ類採用(春試験)特別区経験者採用
教養試験(択一)教養試験(択一)
専門試験(択一)職務経験論文
課題式論文課題式論文
第1次(筆記)試験内容の比較

上記の表を見ると、Ⅰ類採用の試験内容は教養試験や専門試験などの択一試験の割合が大きいのに対し、経験者採用は論文試験の割合が大きくなっています。

これを踏まえると、採用区分に合わせて対策することの重要性がお分かりいただけると思います。
つまり「公務員試験予備校だったらどこでもいい」というわけではなく、社会人が効率よく対策を進めるなら経験者採用に強い予備校かどうかをチェックする必要があるのです。

しかも、社会人の方は仕事や子育て、介護などでお忙しい方も多く、試験対策に充てられる時間が限られていることでしょう。

大卒程度用のカリキュラムは社会人がこなすにはかなりハードであることが多いため、このことからも、社会人用のカリキュラムが整っている予備校を選ぶことが望ましいといえます。

予備校を検討する際には「社会人用の講座になっているか?」「自分が現実的にこなせるカリキュラムか?」というのをよく確認し、じっくり検討するようにしましょう。

(2)「特別区経験者採用」に力を入れている

当たり前といえば当たり前かもしれませんが、特別区経験者採用に合格したいなら特別区経験者採用の対策に集中するのがベストです。

したがって、「市役所対策」や「地方公務員対策」のようにざっくりしたコースよりも、「特別区経験者採用コース」のような集中型のコースを受講することをオススメします。

特に特別区経験者採用においては、教養試験はいわゆる”足切り”としての役割しか持っておらず、第1次試験の合否は論文の評価のみで決まります。

さらに特別区経験者採用の面接は、他自治体よりも圧倒的に長く40分間も実施されるため、通常の市役所レベルの面接対策では太刀打ちできない可能性が高いです。

これらのことを考慮すると、教養試験対策が手厚く論文対策が手薄なコースや面接対策が不十分なコースは非効率となってしまうでしょう。

そのため、特別区経験者採用で重視されている論文試験対策や面接試験対策の講座が充実している予備校を選ぶことが肝要といえます。

(3)サービスの質が高い

予備校が提供するカリキュラムは、「筆記試験(教養や論文)対策」と「面接試験対策」が主になってくるかと思います。

その中で「論文添削」や「模擬面接」が組み込まれているケースがあると思いますが、これらのサービスを「無制限」「何度でも」などと謳っている予備校には注意しましょう。

私自身が予備校で講師をしているから分かることなのですが、こうしたサービスは受講生を集めるために無茶な設定をしているケースが多いのです。

では無茶なサービスを謳った結果、実際に受講生が集まったらどうするのか?

この答えは簡単で、「論文の返却が遅くなる」「返却は早いが添削が適当である」のどちらかとなる確率が非常に高くなる傾向にあります。
模擬面接についても、予備校あるあるの「面接の枠が埋まっていてなかなか予約ができない」という現象に陥りがちです。

この意味で、“無制限サービス”は質が低くなりやすいと判断できますから、疑わしいカリキュラムを組んでいる予備校には注意してほしいと思います。

あわせて、受験生を集めるためにキャンペーンや割引を頻繁に行っている予備校にも要注意です。

「受験生が集まる予備校だから安心」というわけではありませんが、キャンペーンや割引ばかりを行っているのは人が集まっていないからであり、人が集まっていないのはサービスの質が低いなど何らかの問題を抱えていると考えるのが自然でしょう。

これらの内容を踏まえ、予備校のサービス内容にはよく目を通し、複数の予備校を比較検討してみてください。

(4)合格実績の豊富さ

「合格実績」というのは、わかりやすく言えば「合格者数」のことを意味しますが、この部分について、特別区経験者採用の合格実績を公表していない予備校や合格実績を誇張している予備校が散見されます。

きちんとした実績があるのであれば伏せる必要はないでしょうから、数字を明示しているかどうかをチェックするようにしましょう。

ただし、ホームページ等では見当たらなくても、説明会や問い合わせ等で教えてくれる場合もあるかもしれませんので、入会を決める前に一度確認してみることを推奨します。

(5)講師陣の量・質が高い

いくらカリキュラムが充実していても肝心の教える人が微妙では合格は望めませんから、講師の「質」の高さは予備校選びにおいて実はとても重要なポイントです。

しかし、一般消費者である受験生の皆さんが講師の質を図るのは困難だと思います。

そこで判断材料の一つとして、講師の経歴や実績を確認することをオススメしたいと思います。
可能であれば無料セミナーやガイダンスにも出席し、直接話してみるのもいいでしょう。

何の分野を得意としていて、これまでどのような指導経験があるのかなどを知り、信頼に足る人物なのかをよく検討してください。

あわせて、講師の「量」も要チェックです。
例えば小規模な予備校や塾の中には、講師1人で筆記対策や面接対策を運営しているとこともあります。

このような予備校はスポットで指導を受ける分にはよいかもしれませんが、すべての対策がフルコースになっている場合は注意したほうがよいでしょう。

なぜなら、特別区で重視されている論文試験と面接試験は複数人が評価を下す(といわれている)試験であるため、1人の意見がよくても他の人の意見が反対であれば高評価を得ることは難しくなるからです。

また、複数の講師が在籍していれば、指導方法が合わないと感じたときにも他の講師を指名する等の対応がしやすくなります。

同じ予備校内でも講師によって知見が異なることもあるため、自分に合う講師と対策を進めるためにも、複数の講師がいる予備校を検討することをオススメします。

(6)スポットサービスが受けられる

スポットサービスとは、一般的な「地方上級コース」などのパックになった講座ではなく、「添削だけ」「模擬面接だけ」など単発で受けられるサービスのことを指します。

特別区経験者採用は働きながら受験する方が多いため、忙しい中でフルの講座を受講するのが難しい方にとってスポットサービスは選択肢の一つとして持っておくとよいでしょう。

あるいは「筆記試験は得意なので独学でいける自信があるけれども、面接が心配なので模擬面接だけを受けたい」という方にとっても、一部のサービスだけを利用するのは大いにアリだと思います。

ただし、スポットサービスを受けられる予備校はあまり多くないため、予備校の選択肢が限られる点には注意しておく必要があります。

オススメ予備校ベスト4!

ここまでのポイントを踏まえた上で、オススメできる予備校を4つ紹介したいと思います。

順位予備校名特徴
1位・社会人専門予備校
・特別区経験者用の合格者数No.1
・大手予備校出身&特別区経験者用を合格した講師が在籍
・講師6名全員が特別区に合格&元公務員
・論文と面接対策が充実
2位・公務員試験専門予備校
・20年以上の指導実績
・塾長(元公務員)+ベテラン講師2名が在籍
・選考区分に合わせたコースを展開

・教養と論文対策が充実
3位・特別区専門予備校
・スポットサービスを展開
・大手予備校出身の代表講師1名
4位・資格試験予備校(公務員講座)
・50年以上の指導実績
・通信講座でも担任制を採用

・教養対策が充実

先述した各評価項目について、予備校ごとに獲得ポイントをまとめると下記のとおりです(★5つが最高)。

評価項目Gravity喜治塾プロコネクトクレアール
(1)社会人用のカリキュラムである★★★★★★★★★★★★★★☆★★★★☆
(2)「特別区経験者採用」に力を入れている★★★★★★★★★★★★★★☆★★★★☆
(3)サービスの質が高い★★★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆
(4)合格実績の豊富さ★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆
(5)講師陣の量・質が高い★★★★★★★★★★★★★☆☆★★★☆☆
(6)スポットサービスが受けられる☆☆☆☆☆★☆☆☆☆★★★★☆★☆☆☆☆
★平均(5点満点)4.23.53.32.6

それでは、★の根拠となる内容について第4位から一つずつ見ていきましょう。

【第4位】資格★合格クレアール(★2.6点)

公式ホームページhttps://www.crear-ac.co.jp/
講座名社会人経験者特別区型コース
価格(税込)115,000円~205,000円
受講形式通信講座
特徴・資格試験予備校(公務員講座)
・50年以上の指導実績
・通信講座でも担任制を採用

・教養対策が充実
無料体験・セミナー・リモート相談会
・e-カウンセリング
・受講体験

【評価内容】

評価項目評価コメント
(1)社会人用のカリキュラムである
(★★★★☆)
・社会人用のカリキュラムとなっている
・一部大卒程度の講座を流用している点が気になる(特別区経験者用の難易度は高卒程度のため)
(2)「特別区経験者採用」に力を入れている
(★★★★☆)
・特別区経験者採用に特化したコースとなっている
・論文・面接対策に対して教養対策のボリュームが大きい点が気になる
(3)サービスの質が高い
(★★★☆☆)
・プランによっては論文添削やオンライン模擬面接が無制限となっており注意が必要
(4)合格実績の豊富さ
(★☆☆☆☆)
・公務員講座の合格者数は記載されているが、特別区経験者用の合格実績は記載されていない
(5)講師陣の量・質が高い
(★★★☆☆)
・50年以上の指導実績
・担任制のため細やかな指導が期待できるが、何名在籍しているかが不明である
(6)スポットサービスが受けられる
(★☆☆☆☆)
・スポットサービスはないが、プランが選べる
向いている人
  • 通信講座で受けたい人
  • 価格をおさえて受講したい人
  • 教養対策が心配な人
  • お試しで予備校に通ってみたい人

【全体評価】

クレアールは、50年以上の指導実績のあるオンライン資格試験予備校です。
各種資格試験の講座の中に公務員講座を構えており、大卒程度や社会人経験者などのコースから選ぶことができます。

中でも「社会人経験者特別区型コース」は特別区経験者採用に特化したカリキュラムとなっており、数的処理をはじめとした教養対策や論文対策、面接対策等がセットになっています。

サービスがパックになっている予備校の中では比較的価格が低めであり、試しに通ってみたい人にはぴったりの予備校だと思います。

一方で、教養対策に比重が置かれている印象を受けるため、事前にサービス内容をよく確認し、無料相談会や受講体験等で対策の進め方について相談しておくとよいと思います。

【第3位】公務員試験「特別区対策」専門予備校プロコネクト(★3.3点)

公式ホームページhttps://tokubetsuku.jp/
講座名講座はなくスポットサービスを提供
価格(税込)9,000円~
受講形式通信講座
特徴・特別区専門予備校
・スポットサービスが充実
・大手予備校出身の代表講師
無料体験・セミナーなし

【評価内容】

評価項目評価コメント
(1)社会人用のカリキュラムである
(★★★★☆)
・社会人用のサービスがあるが、大卒程度(Ⅰ類)にも力を入れている印象を受ける
(2)「特別区経験者採用」に力を入れている
(★★★★☆)
・特別区専門予備校として特別区経験者採用に力を入れている
・サービスのラインナップがやや少ない印象を受ける
(3)サービスの質が高い
(★★★★★)
・無茶なサービスを謳っていない
(4)合格実績の豊富さ
(☆☆☆☆☆)
・ホームページに記載がないため評価なし
(5)講師陣の量・質が高い
(★★★☆☆)
・代表講師1名の個人塾のため「量」の面では劣るが、経歴的に「質」は確かである
(6)スポットサービスが受けられる
(★★★★☆)
・オススメ予備校の中で唯一スポットサービスが受けられる
・サービスのラインナップがやや少ない印象を受ける
向いている人
  • 通信講座で受けたい人
  • 価格をおさえて受講したい人
  • スポットサービスのみを受けたい人

【全体評価】

プロコネクトは、近年人気が高まっている特別区専門予備校です。
特別区を専門的に取り扱う予備校として、Ⅰ類・経験者・氷河期採用受験生を主に指導しています。

設立から日が浅いものの、代表の武田講師は大手予備校TACやアガルート、大学の公務員講座での指導経験があり、実力は申し分ありません。

プロコネクトはスポットサービスを提供している予備校のため、パック講座ではなく「添削だけ」などの単発で受講したい方にはとても合っていると思います。

一方で、現状では経験者採用におけるサービスのラインナップがやや少ない印象を受けました。
今後増えるかもしれませんので、興味のある方は定期的にチェックしておくとよいかもしれません。

また、無料体験やセミナーは実施されていないため、不明点があれば個別に問い合わせをしてみてください。

【第2位】公務員試験専門喜治塾(★3.5点)

公式ホームページhttps://www.kijijuku.com/index.html
講座名特別区経験者採用講座 事務(一般)フルコース
価格(税込)286,000円
受講形式通学講座(定員制)/通信講座(定員制)
特徴・公務員試験専門予備校
・20年以上の指導実績
・塾長(元公務員)+ベテラン講師2名が在籍
・選考区分に合わせたコースを展開

・教養と論文対策が充実
無料体験・セミナー・ガイダンス
・公開講座

【評価内容】

評価項目評価コメント
(1)社会人用のカリキュラムである
(★★★★★)
・社会人用のカリキュラムとなっている
(2)「特別区経験者採用」に力を入れている
(★★★★★)
・特別区経験者採用に特化したコースとなっている
(3)サービスの質が高い
(★★★★★)
・無茶なサービスを謳っていない
(4)合格実績の豊富さ
(☆☆☆☆☆)
・ホームページに記載がないため評価なし
(5)講師陣の量・質が高い
(★★★★★)
・塾長は元公務員
・塾長+ベテラン講師2名の3名体制
(6)スポットサービスが受けられる
(★☆☆☆☆)
・スポットサービスはないが、プランが選べる
向いている人
  • 通学講座で受けたい人
  • 歴史ある予備校に通いたい人
  • ベテラン講師からの指導を受けたい人

【全体評価】

喜治塾は、20年以上の指導実績のある公務員試験専門予備校です。
公務員試験を専門に複数の講座を開いており、大卒程度や社会人経験者などのコースから選ぶことができます。

中でも「特別区経験者採用講座 事務(一般)フルコース」は特別区経験者採用に特化したカリキュラムとなっており、数的処理をはじめとした教養対策や論文対策、面接対策等がセットになっています。

オススメ予備校の中で唯一、通学講座を展開しており、通学でないと集中力が続かない方や比較的時間に余裕がある方には向いているといえます。

また、塾長を含む講師3名はベテランで試験のノウハウに詳しいので、安心して対策を進めることができます。

一方で、長年の指導実績があるものの、合格実績についてはホームページ上で確認をとることができませんでした。
受講を検討している方は、一度問い合わせをして確認してみるとよいでしょう。

【第1位】公務員試験「社会人採用(民間経験者採用)」専門予備校Gravity(★4.2点)

公式ホームページhttps://gravity-koumuin.com/
講座名特別区合格講座
価格(税込)286,000円~297,000円
受講形式通信講座(定員制)
特徴・社会人専門予備校
・特別区経験者用の合格者数No.1
・大手予備校出身&特別区経験者用を合格した講師が在籍
・講師6名全員が特別区に合格&元公務員
・論文と面接対策が充実
無料体験・セミナー受験戦略セミナー

【評価内容】

評価項目評価コメント
(1)社会人用のカリキュラムである
(★★★★★)
・社会人専門予備校として社会人用のカリキュラムを組んでいる
(2)「特別区経験者採用」に力を入れている
(★★★★★)
・特別区経験者採用に特化したコースとなっている
(3)サービスの質が高い
(★★★★★)
・無茶なサービスを謳っていない
(4)合格実績の豊富さ
(★★★★★)
・特別区経験者用の合格者数No.1を誇る(2024年度:69名)
(5)講師陣の量・質が高い
(★★★★★)
・大手予備校出身&特別区経験者用に合格した講師が在籍
・講師6名全員が特別区に合格&元公務員
(6)スポットサービスが受けられる
(☆☆☆☆☆)
・スポットサービスはなくパック講座のみ
向いている人
  • 通信講座で受けたい人
  • 早い時期から対策に入れる人
  • 合格実績を重視する人

【全体評価】

Gravityは、特別区経験者用でNo.1(2024年度:69名)の合格者数を輩出している社会人採用専門予備校です。
公務員試験の社会人採用を専門に、特別区経験者用や市役所・県庁などの講座を開講しています。

中でも「特別区合格講座」は特別区経験者採用に特化したカリキュラムとなっており、論文対策や面接対策を主軸としたサービスがパックになっています。

奥田講師と筒井講師は大手予備校出身かつ特別区経験者用に合格しており、講座内容・指導方法ともに質が高いことで評判です。

そのほかの講師4名も特別区に合格かつ元公務員と”講師の質の高さ”にはこだわっており、合格実績の高さに表れていることがうかがえます。

ただし、Gravityは定員制で年明け頃から枠が埋まってきますので、受講を検討している方は早めに動く必要があります。

また、スポットサービスがない点にも注意が必要です。
講座はフルのパックしかないため「このサービスだけ受けたい」という場合には、先に紹介したプロコネクトを検討してみるとよいでしょう。

まとめ

今回は特別区経験者採用の受験にあたり、予備校を検討している方や迷っている方に向けて、オススメ予備校や予備校選びのポイント等について紹介しました。

本記事で紹介した予備校のサービス内容はホームページ等から集めた情報が主になりますので、追加で気になった点があればご自身で直接予備校に確認をしてみてください。

また、ここで紹介した予備校以外にも、様々な予備校で無料の体験授業やガイダンス、セミナーなどが行われていますので、ぜひ複数の予備校のイベントに参加し、ご自身なりに比較検討した上で選ぶようにしてくださいね。

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